今日の運行中、絡まれました。

よくあるパターンで、路上駐車車両を避けようとして強引に割り込んでくるパターン。
自分は右車線を直進中、左からウィンカーを点けてきたので一台を入れてあげた。
ただ、その車の後続車が強引に割り込んできた。
減速してスペースを確保しつつも、危ないのでクラクションを鳴らして警告した。

何のことはない、ごく普通の日常の出来事。
だが、、、

しばらく走って気付いた。
割り込んできた車が付いてきている?

別に煽られたりはしないのだけど、自分が車線変更すると相手も車線変更し、右左折すると相手も右左折する。
そうこうするうちに納品場所へ到着したので停車すると、相手も後ろに停車した。
やっぱり!

話を聞こうと車から降りると、相手も降りてきてスマホを掲げている。
んっ!?
思い出した。
常磐道で BMW X5 で煽り運転していた連れの女性と全く同じポーズだ!(爆)

つまり、勝手に動画を撮影している。
真似ているのか、単なる嫌がらせのつもりなのか分からないが、何がしたいのかが計れなかった。

「何?」
「なんでクラクション鳴らすんだよ。」
「割り込んできたからでしょ。」
「割り込んじゃいないし、ウィンカーを出していただろう。」
「確かにウィンカーを出していたけど、割り込んできたから危ないと思い鳴らしただけだよ。」
「危なくないし、ウィンカーを出していたのだからそっちが入れなきゃいけないだろう。」
「はぁ?」
「営業ナンバー付けているのだからプロだろ。入れなきゃダメだろう。」
「何それ。で、いい加減動画やめてくれないか。」
「なんでだよ、お前が悪いんだろうが!」

この時点で、相手にすることが得策じゃないと遅いが気付いた。
それに、この相手、車を降りた時から震えているのだ。
顔も震えているし、スマホを持った手も震えている。
クラクションを鳴らされたことに激昂しているからか、一悶着ある可能性が怖いのか、それとも何か薬でもやっているか。。。

「ねえ、なんで震えているの?」と尋ねるも無視された。

ガタイが良い、でかい親父。
ただ、異様にタバコ臭く、震えている。

「もういいよ!」と伝えて、生まれて初めて 110 へ架電した。

「クラクションを鳴らしたら 2 〜 3km 付けられて、自分が納品で停車したら相手も停車してクラクションを鳴らしたことに難癖つけられています。」
「車外に出ていますか?」
「はい。」
「相手はどこにいますか?」
「目の前です。」
「ナイフなどの危険物は見当たりますか?」
「いえ、多分所持されていないと思います。」
「場所は、〇〇が見える交差点付近ですか?」
「えっ!そうですが分かるのですか?」
「はい、およその位置は発信位置で分かります。相手の車は?」
「スバルの白色で、ナンバーはXXXXです。」
「分かりました、すぐに向かいますので、危険を感じたら車内に退避してください。」
「分かりました、よろしくお願いいたします。」

まあ、相手の目の前でこの会話を警察としていたので、状況は認識されたと思う。
ただ、捨て台詞で「自分に都合が良いことばり言いやがって!」と吐いていた。
思わず吹き出しそうになった。
事実を述べただけでしょ?(笑)

ほどなくパトカーが到着。

個別に双方の主張を確認して、警察官同士の打合せ。
そして、内容的には自分の主張が事実と認定されたようだった?
自分が直進していたこと、それに相手に謝罪を求めるか確認されたから。
そりゃそうだろうな。
煽られなかったけど、ストーカーのように気味悪く 2 〜 3km 付けられた挙句、降りてきたらスマホで撮影を始めるのだもの。
自分がしたことは、クラクションを鳴らしただけ。

謝罪を求めるか確認された時、そんなのは要らないし、自分は仕事中なので早く仕事に戻りたいと伝えた。
また、撮影した動画を削除させて欲しいと伝え、警察官確認の上で相手に削除させた。
そして、このまま行かせても問題ないかを確認され、むしろ気味が悪いので早く行かせて欲しいと伝え一件落着。

ふぅ〜〜。

でも、何なんだろうな?
自分には理解できない行動パターン。
自分の感情をコントロールできないのかな?
それとも、感情の沸点が低いのか?

類似ケースをニュースでたまに見聞きするけど、自分の身に起きるとは考えもしなかった。
たった一回のクラクションで。。。

ただ、紙一重だったかな?
相手がスマホで勝手に撮影を始めたと気に、カチンときてスマホを叩き落としてやろうかとの衝動にも駆られたし、相手が何を言っているのか分からなく怒鳴ってやろうかとも思った。
しかしながら、不思議なことに冷静に対応できたし、関わっちゃいけない人と感じた瞬間、すぐに警察に連絡して警察に委ねた。
多分、正しい選択だと確信しているし、また同様なことに遭遇したらすぐに警察へ連絡するのが一番得策であると学べた。

でも、何故彼は震えていたのだろうか?。。。

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